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2019年12月4日水曜日

消化力と食欲は別物



アーユルヴェーダでは消化力、という概念をとても大切にしています*


消化力とは食欲のことではなく 、
からだの状態であり 、食べものを消化する力のことです。


食欲というのはこころの状態で 、 
「食べたい 」という感情のことです。


いつも消化力と食欲がイコ ールだと
とても素晴らしい理想的な状態ですが、

たいていの場合 、ちぐはぐしてしまっています。


たべたい、と思って食べたものが
実はしっかり消化できていないことは
とても多いものです。


体内には胃、だけではなく12個の消化力(アーユルヴェーダではアグニといいます)が存在しています。

それらは7つの代謝も司っていて、その代謝が体をつくっていくので、
その代謝がうまくいくか、いかないかによって
肌艶のよさや、髪の毛の艶や質、爪の強さ、骨や筋肉の質、卵子や精子の質に影響を及ぼしています。


そのため、
体内の消化力が全身の組織の機能、そして免疫力までをつくりだしています。

消化力が弱くなっていると、栄養を十分に摂ることができず便秘になったり 、未消化物の毒素によって
身体疲れやすくなってしまったり、毒素により肌が荒れる、くすんだ感じになってしまう、

というような肉体的な問題が出てきます。


消化力が下がっているサインとしては

・お腹がすかない
・たべたいものを迷って決められない
・食後眠くなったりだるくなったりする

ということがあげられます。


そしてまた、こころにも影響が出るとア ーユルヴェ ーダではいわれています 。 

消化力がおちた状態では、

食べ物も感情も
「うまく消化できない」、ということが起こります。



肉体的に毒素をためていると、感情もうまく消化できずに心の毒素にもなっていってしまう、
ということなのです 。

こころもからだもひとつに繋がっている。


これが
アーユルヴェーダの面白いところだと感じています..*


ひとつであるからこそ、
どちらかに不具合がおきたら、どちらかをチューニングしていくことで、両方立ち直ることがほとんどです。


こころが不安定になったら、からだも不安定になっているので、からだを安定させる、
こころは こころで解決するだけでなく
からだでも 解決することができるのです*


そして、
こころに消化できない不満があると 、どうしても過食をしてしまいます。

過食をしてしまうと消化力に見合わないので 、
また未消化物をつくりだすサイクルになってしまいます。

そうして、こころの毒と物理的な毒は重なって 、重い病気というかたちで出てきてしまいます。

心を健やかに保ちたい、心が重たく感じる、
やる気がでない、言われたことや嫌なことを忘れられない、怠惰になってしまう、つい怒ってしまう、

というようなことを改善したいと感じたら
消化力をあげてみることはおすすめです*



消化力をあげる食事やコツは

・規則的に食べること

・あたたかいスープからいただくこと

・お白湯を朝一番と食事のときにのむこと

・早寝(早く寝ることは実は消化力に関係しています)

・食事の時間になってもおなかが空かないことが続く場合は間食をやめること
(とくにチョコレートや小麦類、クリーム、ヨーグルト)

・食事30分前に刻んだショウガときび砂糖をまぜたものをティースプーン1たべること
(皮膚や目、胃に炎症がある方は控えます)

・いつも7〜8分目で食事を終えること


などです*


そして、これは
その時の身体の状況、なにの要素が乱れているかによって、とるべき食材や味、食べ方についても変わってきます。

詳しく身体の状況やポイントを知りたいという方や、
不調を感じている方は
個人カウンセリングにてアドバイスさせていただきます*



月数人枠をすこし増やし、
数名の枠として、
初めての方にもお越しいただきやすいよう初回カウンセリングをはじめました。

お試し感覚でも体験いただけたらと思っています*
数名枠とさせていただきますので、埋まり次第、翌月をご案内させていただきます。





◆First Basic counseling◆
   60min  6,000円

“あなたの自然”を知り調える 初回カウンセリング

 -内容-
・事前問診
・体質、乱れの確認
・アーユルヴェーダ、écume de merの施術について
・心身の仕組み
・不調、叶えたいこと
・簡単な生活アドバイス
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