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2019年11月11日月曜日

オージャス(免疫力)をあげる





アーユルヴェーダのオージャスドリンク



伝統医学のアーユルヴェーダにおいて
"オージャス"という大事な物質があります。


オージャスとは
心身を健康にする免疫力のことで、生命の根本を支えるものです。


アーユルヴェーダでは"心身を健康にする生命エネルギー"とも表現しますが、エネルギーといっても、実際に物質として存在しているものです。

それぞれのひとに、手のひらにこんもりいっぱいくらいの量が体内にあるといわれています。


ですが、あまりに細かい物質なので顕微鏡などでは確認することのできないものです。


オージャスは日々の食べ物や食事からつくられますので、
食事の仕方や方法がアーユルヴェーダでは大切にされています。


各ドーシャ(ヴァータ・風、ピッタ・火、カパ・水)のバランスを整え、こころとからだの機能を、バランスよく保ってくれる働きがあります。


オージャスがあると、心もしっとりと安定し、穏やかに揺らぎにくくなり、ほどよい強さを心にも、からだにももたらしてくれます。

オージャスが増えていると
まわりがインフルエンザになってもかかりません*

わたしは毎年予防接種はしていないのですが、
クリニック時代、スタッフはだれも予防接種はせず、インフルエンザにかかっている人を見たこともありませんでした*

オージャスは心もからだも守ってくれるとても大切な体内物質です。

そして、オージャスは見た目に反映されるので増えてくると
お肌はつやつやして 目もきらきらしてきます。血色がよくなったり、身体が元気になるので、表情もいきいきとして、声も豊かな感じになります。

また、オージャスが多いひとは、心身が安定しているため本来持つ自分の持ち味が自然に発揮されていて、とても魅力的です。

オージャスは身体や免疫を整えるだけでなく、才能や自分らしさをだす体内環境にも整えてくれる大切なものです。

ほんとうに、こころもからだもひとつに、繋がっています..*




オージャスを増やすには、オージャスの多い食べ物、食べ方をすることが大切です。

アーユルヴェーダにおける食事の知識の大枠は、
①毒素を溜めない、排出する視点
②ドーシャを整える視点
③オージャスを増やす視点
を軸にしています。

そのオージャスをもっとも簡単に増やすことのできる飲み物を、わたしたちはオージャスドリンクと呼んでいます*

手軽におうちでつくることができるので、取り入れてみると心身が変化してくるのを感じられるかと思います**

これは、基礎免疫をあげ身体を元気にするだけでなく、女性機能や男性機能をも整えるので、
妊活中の方に、蓮村先生は必ず処方していました。

赤ちゃんはお母さんの数滴のオージャスから生まれる、というちょっと素敵で神秘的な話もあるほどです。


そしてまた この飲み物が母乳のような優しさ、飲みやすさ、と
表現した方もいました。



 ♦︎オージャスドリンクの作り方♦︎


ホットミルク200ml
ギー  ティースプーン1
きび砂糖  ティースプーン1

(あればヨーグルトもティースプーン1)


*空腹時にこれだけで摂取します

 *おすすめのタイミングは朝ごはんがわりか、夕食後2時間以上たって空腹感を感じる就寝前

*夕食が21時をすぎてしまったときは夕食がわりに *週に1〜2回ほどが目安
(あまり取りぎるとカパが増えて太ってしまいます。わたしはクリニック勤めの初期、毎日飲んでいて蓮村先生にビックリ&怒られました🐷)

 *ちなみにミルクはアーユルヴェーダでは取り方が難しく、他の食べ物ととると毒素になってしまうと言われています。
甘い穀物(トーストやお米)などはOK。野菜や果物とはあわせません。
そして必ずあたためて飲みます。冷たいと毒素になりやすくなってしまいます。



このようにミルクは扱いがかなり限定されていますが、ただしい飲み方をするととても滋養があり、心身にとても大きな効果を発揮します*

身体に悪い、とされる説もありますが、飲み方を限定しないと毒素になりやすいからだと、アーユルヴェーダでは説明しています。

*レシピにヨーグルトを入れていますが、単体では重すぎてカパの質が強すぎるので、食べることはおすすめしません。
オージャスドリンクに入れる場合は、このバランスで効果がでます*

バランスや食べ合わせ、配合を大切にするアーユルヴェーダの知識はまるで漢方のようです。
すこし複雑なこともありますが、そのバランスで効能が決まる、といわれています。




身体も心もつやつやしてきます。



ぜひ試してみてほしいレシピです。。*






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